連合が2016春季生活闘争方針を決定。ベア要求基準は「2%程度」に設定

連合は11月27日に中央委員会を開催し、「2016春季生活闘争方針」を決定しました。
今回の方針では、基本的考え方として日本経済の「デフレからの脱却」と「経済の好循環実現」に向けて、月例賃金にこだわる闘争を継続し、「底上げ・底支え」「格差是正」に寄与する取り組みを強化することを強調。デフレ脱却実現のために、マクロ的観点から雇用労働者の所得を2%程度引上げることが必要とし、具体的な賃上げ要求については、ベア要求基準を「2%程度」と定め、定期昇給(賃金カーブ維持分)と合わせて4%程度の引き上げを要求することとしています。
また中小企業労組の賃上げについては、都道府県ごとに組織で定める最低到達水準(連合リビングウェイジ)をクリアすることとし、「1万500円以上」(賃金カーブ維持分4500円を含む)を要求基準としています。
http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/shuntou/2016/houshin/data/houshin20151127.pdf

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